アンケートやコミュニティで話題にあがった、きょうだいへの関わり方や子育てのお悩みを、テーマに取り上げてみました!
ひとりっこだけど皆さんのお話を聞いてみたいと参加してくださった方もいらっしゃいました(^^)
目次
- 自己紹介タイム
- きょうだいで学校行っている、行っていない等の違い
- 不登校について、きょうだいへどう説明してる?
- きょうだいそれぞれの選択
- 就学に対する不安…自宅以外で頼れる場所は?
- ちょっとずつ自分で過ごせるようになるタイミング
- 春休みについて
- 運営からコメント
自己紹介タイム
今まで経験した中で面白かったアルバイトについてお聞きしました!
- ゴルフのキャディ
- ホテルの配膳
- 歯科助手
- 税務署、確定申告
- 空港の清掃員
- 債券回収
- 個別指導の塾(反抗期の中学生!)
- お土産屋さん、ソフトクリーム
皆さん様々ですね!ビールを注いだりソフトクリームの巻き方など、(無駄に?)上手くなったというお話や、アルバイトを通して世の中の裏側や縮図を垣間見たというお話がありました~。
では、さっそく本題に。
きょうだいで学校行っている、行っていない等の違い
不登校について、きょうだいへどう説明してる?
「きょうだいで宿題やるやらないなど違いがあり、きょうだい同士どう思っているか気になる」
「きょうだいがモヤモヤして『いいなあ』と言ったりする」
「まだ下の子は、兄が不登校ということを知らない」
⇒わが家ではこんな風に伝えている、というお話の例。
「つらいことがいっぱいあるから今はお休みしてる」
「学校にお友達がいないんだ」
「不安がたくさんあるからだよ」
「あなたも行きたくないときはお休みしていいんだよ」
きょうだいの『休みたい』という言葉や気持ちを受け留めることについては、「心を病むよりはいい、元気が一番!」と、力強い言葉も出てきました。
きょうだいそれぞれの選択
こんなエピソ―ドや思いを語らいました。
「弟が不登校で、兄には『学校行きたくなかったら行かなくていいよ』と伝えている。兄はずっとゲームでいいなと思う一方で、学校で一緒に遊べる友達がいるので、行かないとはなってはいない。親としては、2人違う道より2人とも家にいたほうが楽ではないかと思うときもある」
「学校行っていようが行ってなかろうが、片方が得してる感じではなく、自分にとっていい道を選んでいる感覚を持てることが大事な気がする」
「きょうだい同士の助け合いや、親が言うより聞き入れてくれる面もある。うまく付き合っていきたい」
就学に対する不安…自宅以外で頼れる場所は?
「兄が不登校で、妹は就学のタイミング。保育園でも行きしぶりがあったが、学校は楽しいor行きたくない、どっちに転ぶか…。不登校になった場合の覚悟もしているが、2人ともホームスクーリングとなると親がまかないきれるか自信がない」
⇒自宅、親以外に頼れる場所や人を確保していこう。例えば…
- 祖父母宅
- キッズライン(シッター)
- 放課後等デイサービス
- 福祉サービス受給者証の更新が必要
新しいことへの不安はあるし、慣れるまでの付き添いは大変だし、手続きもあって心が折れそうになるけど…!選択肢として準備できることはあるかもしれないと、励ましあいました。
きょうだいや家族のストレス
「療育に通う小学生の兄と、年長の妹がいる。療育に妹はついてきたがらないけど、留守番させるわけにもいかず対応が大変。診断をもらっていない妹の方が難しいと思うことも多い。ストレスもたまる。ストレス溜まって怒っちゃうこともあるけど、褒めたり『ありがとうね』と伝えることで楽になることもあると思う」
「親も疲れると思うので、『ちょっと疲れたから休むね』と伝えて休むことも大事」
皆さんもがきながらも、声掛けの工夫をされているようでした。
また、中学生の子を持つ保護者さんからはこんな声も。時間の経過が必要なこともあるのかもしれませんね。
「幼い頃はずっと一緒にいて疲れるけど、大きくなって距離ができて寂しくなることもある(笑)。関わりすぎても嫌われるかなと思うのでほどよい距離が大事」
ちょっとずつ自分で過ごせるようになるタイミング
「一人遊びできる子だったが、不登校をきっかけに不安が強くなり常に母と一緒にいる」
「小学校3~4年生から一人で過ごせるようになり、親も少し楽になった。でも、思い返すと学校に行けなくなった直後は母と一緒にいたがっていたなあ」
⇒一概に年齢では線を引けないけれど、まずは安心感をしっかりと得ることが大切なようですね。
一人で過ごすことが多くなった経緯はこんな例がありました。
- 留守番の時間を少しずつ伸ばして自信をつける
- 買物などについてくるかどうか、本人に聞く
- 段々、本人からついて来なくなった
- やりたいことがある
- 一緒にいてもつまらない
- 安心材料として、携帯端末を活用する
- キッズケータイ:ボタンひとつで親に電話できる
- 自宅内にいても、別部屋からチャットでやりとり
- まずは身内からビデオ通話などの練習
- いろんなSNSなどもあるので、フィルター機能を使う
春休みについて
「春休みはみんなずっと家にいる一方で、宿題がないから気が楽。日頃は毎日宿題進めたりやらせないとと思ったりで大変」
「春休みは楽だけど、食費がかかったり、生活リズムがくずれるのは心配」
季節柄、こんなお話しもありました。
長期休み、良い面も気がかりな面もありますね。
運営からコメント
印象的だったのは、先が見えない不安をお話しされる方に、少し年齢の高いお子さんを持つ保護者さんからの温かい言葉があったり、サービスや居場所に繋がるまでの心労を分かち合いながらもう一歩頑張ってみようかなと少し前向きになれたり、といった姿でした。
保護者会後のアンケートでは、
「ウチだけではないのだな~と、少し気が楽になった」
「発散できた」
「身近な人に話すとなかなか伝わらなかったり、否定されたりすることも、みなさん受け止めてくださって安心して話ができることがすごくうれしい」
「もっと話したかった」
といった声が聞かれました。
ぜひ、Discord上でも活発にやり取りしていただき、深堀りしたいテーマなどあればスタッフにリクエストくださいね。
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