保護者さんへの質問箱シリーズ。
ご回答いただいた方、ご協力ありがとうございます。
第30回目では、以下の質問と回答をまとめていきます。
目次
旅行先やお出かけ先でのお困りごと・その対策を教えてください
- Wi-Fi環境がなくてホテルの部屋で余った時間にゲームや動画視聴ができないこと。今は必ずポケットWi-Fiをレンタルして持っていってます。
- トイレに行きたいと言い出すのが遅いので、漏らしてしまうことを心配しています。トイレに行きたくなったら早めに言うんだよ、と強く言い聞かせたところ、高速のSAが目に入るたびに車を停めるように言い出してしまったことがあったので、時間や口にしたものを気にしながらトイレ休憩を取るようにしています。
- 困りごと:迷子になること 対策:見守りGPSを持たせる
- 長距離歩行が苦手(息子、娘ともに)その対策は、インソールがしっかりしてる足が疲れにくい靴を買うのと、時々休憩を挟みながら好きなアイスを食べたりお昼を食べてこまめに休憩とったりしています。
- 家以外のトイレで便をするのが嫌なので、長時間の外出の際にしたくなると困ります。外出を嫌がる理由は色々ありますが、それも一つです。対策としては、長時間の外出を本人が避けていることと、旅行先にいつも使っているトイレットペーパーを持参することです。硬めの紙だと痛くて使いたがらないので。あとは騒音のある場所を避ける、なるべく車で移動する、電車なら乗り換えの少ないルートを選ぶなどでしょうか。
- 何か気になったら離れてしまう。対策は、出来ていたら褒める。買うものを決めて段取りよくする。
- 他人の買い物に付き合う事が本当に苦手です。自分の服を買いに行くのも嫌いで、試着は勿論ですが服を身体にあててサイズを見る事さえも面倒くさがって、いつもいかに短時間で済ませられるか時間との戦いです。なので基本私一人で買い物へ行きます。出先で買い物したい時は息子のご機嫌をとりながら、息子に探してもらったり選んでもらったりと買い物に参加してもらう事で気を外らせようとしていますが、どうしても息子が耐えられないような時は、音楽やYouTube +イヤフォンで自分の世界に入ってもらいます。ストレスフルになる前に場所を変えたり、息子の希望を叶えたりしています。
- 「疲れた」「暑い」などの言葉が出たら諦めます。以前は自分を押し殺して言葉にすることができない子だったので、正直に気持ちを言えるようになったのね、とポジティブに捉えてこちらの消化不良感をなぐさめています。
- 子供の食べ物の好き嫌いが多いこと。味は落ちるがバイキング形式で食べられる宿を選んでいます。
- 車酔いするようになったので、車に乗っている間はチュッパチャプスを常に舐めています。すぐに帰りたがる、モールなどで親の見たい店は見れない、などはもう当然のことになっていて、すんなり受け入れています。
- 本人の目的のない、ふらっと散策に興味がないためか、宿泊先から出ない。
外にあまり出たがらない子に対してどのように声がけしてますか?具体的に普段使ってる言葉を教えてください。
- 「たまには外出た方が体が丈夫になるから今日は一緒に犬の散歩に行こう」(事前に言っておく、体重軽すぎるのを気にしてるので筋力ついて体重増えるよーとアピールする)
- ポケモンGOのアプリを使って散歩をしています。暑くても寒くても、ポケモン取りに行こうと言えば必ず外に出るので助かっています。
- 「ガストに行こう!」
- 出かけると疲れるから嫌だと言うので、私から出かけようとは声はかけません。ただ、たまに子供たちが好きなネコカフェに誘ったり電車を乗りに行ったり近場で旅行に行ったりはしています。興味があることには積極的に出かけるので、それで今はいいのかなと思っています。あと子供から、~に行ってみたい!と言われた時は必ず行くようにしています。
- 「コンビニまで散歩行く?行かない?」ですかね。親側に余裕のあるときに声をかけます。行かないと言った場合、それ以上しつこく誘わない事を大事にしています。
- 外で好きなものを見つけ、それを見に行こうと誘う。例えば猫とか。
- 先ずは子どもの興味のあるところから。ジュース買ってきてと頼まれたら「ママ一人じゃ荷物が重たくてジュースまで買えないから、一緒に行って荷物持ってくれるなら買えるよ」と伝え続けたら、ジュース飲みたい我慢の限界に達した息子と一緒に買い物へ行けました(笑)それ以来ジュース飲みたかったら一緒に買い物へ行くというルールができました。一緒に外出したらこんなに楽しい事があると理解してもらえるように、外出ができた時は美味しいものを食べたりお土産を買ったり、楽しい思い出が残るように意識しています。 どうしても行かなくてはいけない場所へは、その必要性を説明して日時を子どもに決めてもらうと、諦めと覚悟をもって出かけられるようです。
- 直接の声かけの例ではないのですが……知的好奇心の刺激が行動に繋がりやすい子なので、新しい場所に誘うときには周辺情報を用意するようにしています。一緒に見たテレビ番組や読んだ本、映画などを糸口にお出かけ先を探し、紹介動画やストリートビューなどを見せると「行きたい」と言い出すことが多いです。私があれこれと口で説明するより、やはりビジュアルで見た方が興味が湧きやすいようですね。
- 子供のために行くところでも、「お母さんが行きたいから、付き合ってくれない?」と誘っています。
- 「クリーニング取りに行くのがたくさんあるから一緒に持ってほしいなー」のように手伝ってほしいという姿勢で声かけすると、10回に1回くらいは一緒に行ってくれます。
- 不登校直後(小1秋頃)は、あの手この手で外出を促していましたが、今(小3)は一回誘って本人が拒んだら、「そうなんだね」とただ受け入れるだけです。通級先生から”無理に出そうとすると逆効果”と教えられて守っている感じです。外出に限らず、本人の意思を尊重するようにこちらが態度を変えていくと、少しずつ穏やかになってきています。 本当は出たいけど出れないと本人が困っている状況が2年程続いている中で、小3になって改めてわかったことは本人曰く、「近所の景色を見ると、幼稚園(年長で登園渋り)の悲劇を思い出して悲しくなる」ということ。3年前の苦しい寂しい記憶が鮮明に残っているようです。 (医師に相談すると、幼稚園のトラウマになっている。引越しをして外出できるようになった事例もあるそうです) 今は出れない原因がわかっているので、無理に誘いません。出れたらラッキーという感覚です。
- 「今日がラストチャンスだよ」とか「もう予約の時間だから行こう」などと迫る→(なかなか動けないことも多いです。) 「この間の〜はどうなったかな。」など、行き先の気を引きそうな具体物の話をする。 行き先の写真や地図を見せてイメージを膨らませてから誘う。 「時刻表で行き方を調べて」とお願いする。
お子さんが「学校怖い」と言っていたことはありますか?もしあれば、なぜそうなったかなどのエピソードを教えてください。
- 友達とのトラブルが続いた後に、今日も叩かれるかもしれない、友達が怖いから行きたくないと言う話をしていました。
- 学校には毎日楽しく通っている様子です
- 息子は子供たちがいっぱいいるから怖い、声がうるさすぎて耳がちぎれそう 娘は先生が怖い、教室が嫌だ と言っていました。
- 入学時に隣の男の子が授業中腕を叩いてきたり、かわいくない、字が下手と娘にちょっかい、からかい続けた時。 担任の先生と責任感の強いクラスメイトの女の子たちから、学校に来なくちゃダメなんだよ。カウンセラー室へ行くのではなくテスト受けなきゃダメなんだよ。お母さんと一緒に来てはダメなんだよなど、遅れて来ちゃダメだよ、など他の子と違うことをやることをずるい、さぼってると言われた時。クラス全体がこの人なんか変、悪いことしてる、というような、空気感。(小1、2年) 負けず嫌いのクラスメイトの女の子があなたの意見は全部違う、バカ、頭悪いと否定してくるようになった時。
- 放課後ごくたまにしか登校しないのですが、まだ下校していなかった数人の子どもたちがざわざわと声や音を発していただけで、「怖い」と耳をふさいでいました。学校の廊下ってどうしてあんなに音が反響するんだろう…とそのとき思いました。
- 「学校怖い」とはっきり言ったことはありませんが、自由気ままに静かに過ごした夏休み明け、新学期の教室のザワザワや子供の甲高い声が苦手で、怯えた顔をし、教室に向かう足取りも重く、怖がっているように見えました。聴覚過敏があり、デジタル耳せんをつけて登校して、苦痛が少し軽減しました。
- 登園渋りの頃「人の体がいっぱいあって疲れる、怖い」と言っていました。
学習・勉強に役立つ、YouTubeや学習方法などあれば教えてください(LD向けじゃなくても良いです)
- NHK for School(小学校理科)
- あつ森の図鑑は食い入るように見ています
- 息子は電車やマイクラ、魚が好きでよくYouTubeを見てたのですがいつのまにか、マイクラをやりはじめていつの間にかすごく色々作っているのをみて驚きました!あと電車は自分でダウンロードしてゲームをしてますが、自分好みの電車があったようで、【この電車の名前は何て言うの?】と聞かれたので一緒に本で調べたらアメリカの特急電車でした、それからはよくアメリカに行ってみたい、イギリスの蒸気機関車やパディントン駅、トーマスランドに行ってみたいと目をキラキラしながら言ってきて日本から飛行機に乗れば行けるんだよといつか必ず行ってみよう!と話をしながら世界が広がり好きな事からこんなにも色々と広がっていくんだなと私が逆に学ばせてもらいました。学習の仕方はその子によって違うんだなと感じています。
- 中1の長男がちょっと勉強しようかな、と言った時には「葉一」さんのYouTubeチャンネルを利用しています。単元ごとの短い動画がわかりやすくて良いようです。プリントも無料配布されていて親切でありがたいです。
- ポケモンカードで足し算・引き算・掛け算。(ダメージ数などの計算で)
- 人から教わるのを嫌うこともあり、とにかく本はたくさん買い与えています。本人が欲しがった本だけでなく、いずれ手に取ってくれたらいいなという本も可能な限り並べておく作戦です。 歴史まんがは角川で揃えました。高橋書店の『なぜ?どうして?』シリーズも良書が多い印象です。『日本のふしぎ なぜ?どうして?』をきっかけに日本や社会といったものを俯瞰する視座を得て、歴史への興味に繋がったように感じています。『タイムワープ』シリーズを経由して、角川の通読へと至りました。次の段階として、より現代的な関心が育つことを願って『こども地政学』『こども統計学』のシリーズを置いて様子をみています。 学研出版の『絵でみてわかるはじめての古典』シリーズは、タイトルどおり絵や図が豊富で子どもの関心を広げてくれました。また、うちの子の場合は言葉の音やリズムが楽しいらしく、載っている原文の音読を好んでしています。繰り返し音読・暗唱しているうちに初見の古文でもそこそこ読み取れるようになっていたのは、望外の収穫でした。 言葉が好きな子だと、英語のライミング(押韻)も楽しめるようです。娘は『Oi Dog!』という絵本のシリーズがお気に入りです。 幸か不幸か親の嗜好と子の興味が一致してしまったために、分野の偏りが甚だしいことが悩みです。小1の春に完全不登校になったきり、教科学習にもまったく手をつけてきていません。このままではいけないと思って、とりあえず最近、九九の表と「LearnEASY」の算数ポスターを貼ってみました。たまに眺めているみたいです。
- 実験動画が好きで、GENKI LABOというYouTubeをよく見ています。理科の知識がついている気がします。動画で紹介された簡単な実験を家でやったりしています。
- YouTube : Try it! チャンネル NHK for School
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