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質問箱58 いじめ・アンガーマネジメント・フリースクール・子どもから学ぶこと・子育てや家事の工夫

目次

①いじめについて

いじめが原因で不登校になったことのあるお子さんをお持ちの方に、その時のご経験を、自由にお答えください。以下の内容に触れていただけると幸いです。(思い出してお辛い気持ちになる方もいらっしゃると思いますので、その際はスルーしてください。)

・どのような内容のいじめだったか。
・いじめが原因で不登校になった際、今思えば親としてやって良かった対応/良くなかった対応
・不登校になった後、どのような進路を選択しているか(不登校が続いている、フリースクールに通っている、再登校したなど)

以下の回答がありました。

いじめではないけれど、本人の不器用、力がないことなどを、そんなのおかしいと指摘され、不登校になりました。

その事自体は先生も承知していて、相手には特に謝罪を求めるほどのこととせずに、本人の気持ちを聞くにとどめました。

1年以上たった今でもトラウマ経験となっているので、あの時どうしてあげたらよかったのか悩みます。

不登校継続中。社会的な場にでられないので、 学生さんの家庭訪問支援をしてもらっています。 再登校の目処はありません。

②アンガーマネジメントについて

お子さんが癇癪を起こした時、して良かった対応があれば教えてください。また、以前より癇癪の回数が減っていった場合、その原因は何にあると思いますか?

以下の回答がありました。

小学校低学年で不登校になり癇癪がひどかった時期は、私も限界でした。

子どもが落ち着いている時に一緒に散歩しながら、物に当たったり暴力は私自身もつらいということを伝えたり、怒りの感情が出た時は自分の部屋に行って気持ちの切り替えをしてみようなどと話しました。

それで自分で切り替えられることもありましたが、今振り返ると、子ども自身はストレスや不安でいっぱいでどうすることもできない感情を抱えていたのに、それを制御するよう求めていたのは酷だったのかもしれないなと思います。

よく言われるスルーしたりということは当時は不可能でした。

また、夫が力ずくで押さえ込むと、どうにかなってしまうんじゃないかというくらい叫んだり抵抗して私の精神が持たず、殴られ続けたほうがよっぽどマシと思っていました。

やはり、本人のストレスや不安を減らすことに焦点をあてることが長い目では必要だと思います。その後は元気になったからか、中学年になった今は癇癪はほぼありません。たまに暴言をはいてきたときは、大人な対応で笑顔で受け流す、もしくは感情を無にして無視するのがベストな対応だと思うに至りました。

癇癪が減ったのは薬の服用の効果が大きいかなと思っています。

親としてはなるべく子どもの感情に引きずられないように冷静な姿勢でいることを心がけています。なかなか難しいですが。。

距離をとる(こちらから火に油を注がない)。落ち着いてから、癇癪の理由を一緒に振り返る。

癇癪を起こしている間に、私自身が巻き込まれて、子供に対して怒鳴り返したり責めたりしないように、アンガーログをとっていた(癇癪が起こる前の出来事、本人や周囲のセリフ、どういった対応をしたか、なにをしたら落ち着いたかなどを記録する)。

記録をとる間は、客観的に子供を見ることができるので、巻き込まれ防止に役立った。あとで振り返る時にも記録が参考になった。

「それは怒れるよね」「わかったよ」と親が共感力を高めていくにつれて、癇癪は減ってきた(癇癪の時間が短くなった)。

本人が、怒ってもいいんだ、と思えるようになったのかもしれない。

あれこれ解釈して本人に説明するのを控えるようにしたことも、良い方向に働いたかも。成長につれて、本人が対処やスルー力を身につけた。

癇癪に対しては、そっとしておく。 本人のペースや、話をきいて許容範囲を広げた。

③フリースクールについて

お子さんがフリースクールに通われたことのある方に質問です。その時のご経験を自由にお答えください。以下の内容に触れていただけると幸いです。(書ける範囲で大丈夫です)

・どこのフリースクールか
・そのフリースクールに決めた理由
・良かった点
・微妙だった点

以下の回答をいただきました。

小規模、少人数のところを子どもが希望したので一緒に見学に行きました。

そこの先生と話してすぐに、子どもの目つきが変わったのが横にいて分かりました。絶対にここがいいと言ったのですぐに通うことに決めました。

良かった点は、子どもの気持ちを尊重してくれつつも、いま本人に必要なことを根気強く伝え続けてくれたことです。勉強拒否が強く、人から教わることを嫌い、分からないことへの不安も大きかった子が、1年かけて勉強に前向きになり、先生に分からないところを質問したり苦手な国語の読解にも取り組めるようになりました。

そこで自信をつけたことが学校に戻る大きなきっかけになったと思います。私にとっても、日々の悩みや不安を先生に聞いてもらえることは大きな支えになりました。 微妙だった点は強いて言うなら、送迎が必要な上、滞在時間が短く私自身が働きに出るのが難しかったことです。

④子どもから学んで成長したこと

日常の中で、お子さんから学ぶことで親御さん自身が成長した、と思ったことはありますか?経験をお聞かせください。

以下の回答をいただきました。

子どもをサポートしていく中で、親はもちろん、Branchの方々やフリースクールの方々、児童精神科の先生、その他沢山の方々に支えてもらいながら、この子は生きているんだ(行くんだ)と実感しています。

その光景を目の当たりにしてきて、気付いた事がありました。 それは、 『私は何でも一人で頑張ってやってきた』という歪んだ認知で生きてきたんだという事でした。

子どものお陰で、今は人に適切に頼ったり、助けを求めたりする事が出来てきたように思います。 ·子どもの自己肯定感を育てたくて、子どもへの声かけの仕方を学び、子どもにかける言葉にはとても気をつけて子育てをしてきました。

子どもに言葉をかける時、私は涙が出てくることが多々あり、「何でだろう?」「気恥ずかしいからかな?」と思っていたのですが、違いました。

子どもへかける言葉は、実は私自身が幼い頃にかけてもらいたかった言葉だったんです。

良い子でいないと褒めてもらえず、良い子でいないと愛してもらえないと感じて育った私は、自己肯定感が極端に低い子どもでした。 どうせ私なんかいなくてもいい存在なんだ、私は幸せになってはいけないと思っていました。

ですが、生まれてきてくれた我が子は、何にも代えがたく可愛く、自分の命と引きかえてでも守りたい存在でした。だからきっと、私の親だってそう思ってくれていたんじゃないか?私は愛されていたんじゃないか?と思えるようになりました。

又、親自身も私を良い子に育てなくてはというプレッシャーや、頼れる人も少ない中で必死に子育てをしていたんじゃないかと思う事が出来るようになりました。

子育て中は、自分の幼少期を振り返る事が多くあり、なんとなく蓋をして見て見ぬふりをしてきた過去の自分自身と向き合ってみようと思えたのも子どものお陰です。

子育てを通じて、私自身の自己肯定感の育て直しも出来てきているように感じています。

子どもがイライラしたり暴言が多い時は私自身に余裕がなく子どもにあたってしまっていることが多いようです。

頭では分かってましたが、少し前にやっと腹落ちした感じです。

子どもはがんばってるし、がんばりたいと思っている、成長している。そこを認めたら、これ以上何を求める必要があるのか、という心境に達し、子どもを見るまなざしが変わったように思います。

成長したわけではないように思っているのですが、子どもが小さい頃は言葉が上手く出ない時は私が代わりに言うことがありましたが、最近は本人が話すまで待つようにしています。

子どもの成長と共に親の接し方を変えていかないといけないなと思っています。

「僕には僕のペースがある」と言われたことで、課題の分離が出来ていない自分に気付かされることがあった。

普通の価値観をどこまでも捨てることを学んだ。 自身の成長はあまり感じない。

変わっていないと感じる。友達や学校の先生をはじめ、たくさんの人に支えられていることに感謝しています。

⑤子育てや家事の工夫

子育てや家事をする中で、ご自身の負担を少し楽にした工夫があれば教えてください

例:
〇〇の家事は必要ないからサボった
〇〇を新しいものに買い替えた
パートナーに〇〇の家事当番を代わってもらった
など

・ママ友と協力して、お互いの子どもを預かり合って、お互いの自由時間を確保
・ドラム式洗濯乾燥機に買い替えて洗濯の負担軽減
・皿洗いは何食分かまとめて
・ポストのチェックなど簡単だけど毎日発生する家事は子どもを担当者に
・掃除はホコリが気になったら
・食事は宅配を活用

子どもと気軽に外食すること(罪悪感持たない) 無関心な夫に期待しないこと

家事のほとんどを旦那が担当してくれています。

その代わり育児には一切口出さないから!と本当に聞きはするけど面談や先生への対応、送り迎えなど一切しませんが一応はこれでバランス取ってます

実母がお惣菜やレトルト食品をあまり使わないタイプで、私もなんとなくそうしなければいけないと思っていましたが、その呪縛が少しずつなくなってきたように思います。

お惣菜のトンカツや唐揚げでも子ども達は美味しそうに食べるので、そういう様子を見ていると忙しい時など、お惣菜やレトルト食品を使うことに罪悪感がなくなってきました。

家事の動線から、収納場所などを見直した。

子供が自分でできるように配置を変更した。週に1度くらいゴミ捨てを夫に頼むようにした。

父親に頼むことを増やした。
家事、在宅など。 自分は仕事に出たり、長期戦になるので、メンタル含めペースを崩さないことに徹しています。

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