MENU
新着記事がアップされました! CLICK!

質問箱まとめ⑬後編【自分自身を責めてしまったとき、ホッとした言葉】

保護者さんへの質問箱シリーズ。
ご回答いただいた方、ご協力ありがとうございます。
(Discordネーム掲載可と回答してくださった方は、敬称略にて記載します)

第13回目の後編では、以下の質問と回答をまとめていきます。

目次

【質問④】子育ての中で、保護者である自分自身を責めてしまう時期はありましたか?エピソードをお聞かせください。

  • 不登校になった当初は、自分が仕事をしているから、とか、もっと早くに支援につながっていれば、と思っていました。今でも、そう思うことはあります。
  • 私の対応が良くなかったせいで息子の心を壊してしまったのではないかという思いは今もずっとあります。
    もっと早くから息子の気質を分かってあげていたらよかったと思っています。ただ、結果的に今になったわけなので今後前を向いてやっていきたいです。
    自分を責め過ぎて、不安や心配が大きくなりすぎて、不眠やうつ状態になり、いっとき自分もメンタルクリニックへ行きました。今は自分を取り戻し落ち着いています。
  • 3歳からの幼稚園の時期が1番きつかった。
    小さい時から他の子供がいると公園などで遊べない子だったため、少人数で自由保育の園を選んだのだが一日中自由で自ら行動しないといけない為負担が大きかった。不安から母子分離できず年中の夏休みまで登園から降園までつきそいが必要な日が多々あった。親も肉体的にも精神的にも疲労困憊したが、1人では行きたくないという為母子登園を頑張ったが年中の冬休み明けから親がダウンし、結局卒園まで休園した。 
    もう少し頑張って母子登園を続けていたらもっと色んな経験をさせてあげれたのかもしれないと自分を責めてしまう時があったし、今も心の底にある。
  • 本当に、何から何まで、ああすれば良かったのでは、という思いがあります。
  • 「自分の子育てが悪いのではないか」というのは常に考えてしまいます。周りから言われる事もありますし、自分自身でこの子育てがあっているのか常に不安です。
    感覚過敏があり、ストレスや負担をかけないように細心の注意をはらって生活していても、苦しい思いをさせてしまう事があります。大きな音や匂いにも敏感で泣き始めてしまい、周りの子のようにしたくても出来ないことが多いので「辛い思いをさせてしまう身体に産んでしまってごめんね」と思ってしまいます。子供の苦しむ姿を見る事が1番苦しく自分を責めてしまいますね。
  • 年長のときに癇癪がひどくなったときに、ここまでになるほど無理させていたんだなと反省しました。
  • 子供の癇癪、こだわりの強さ、イライラ、興奮しやすさなどが幼少期よりありましたが、外ではがんばって集団に合わせていたようで、先生方や支援者にわかってもらえなかった時期は、自分を責めてしまいがちでした。相談しても、お母さんが甘やかすから、不安があるから、預ける覚悟が足りないから、子供が不登園になっていると言われ、相談すればするほど孤立するマイナスループに入っていた時期がありました。(いるか)
  • 幼稚園や小学校で皆んなと同じ様にできない息子の姿を見ては、自分の子育てが間違っているのかもと自分を責めていました。なので不登校になり発達障害の診断が下りた時には、自分の育て方のせいではなかったのだと逆にホッとした事を覚えています。
    ただその後はまた、「自分がもっと早く息子の特性や障害に気付いていれば…」という気持ちが出てきて自分を責める事も度々ありました。(rikato)

【質問⑤】メンタルが不調な時や自分を責めてしまってる時に、周りからの声がけで安心したことや良かったことなど、エピソードなどあれば教えてください。

  • 「彼は学者になるんだから、ママはドーンと構えていればいいんだよ」って療育の先生に言われたことは今でも覚えています。「大学生になったら好きな勉強もできるし、仲間もできるから大丈夫!」って。「大学生になるまで私もちません!」って泣き笑いしながら答えたたら、「彼の世界を大事にすればいいだけ」と。これがきっかけで、私は思考転換したと思います。2年生の時です。
  • 私達親子を大好きだよ、と言ってくれるお友達親子が何組かいてくれて、助けられました。
  • 家族から、「本当にあの時は精一杯よくやっていたよ。あれ以上はできなかった。過去は変えれないけど、未来は変えれるから問題なし。」と、言われ、あのときはもうそれ以上できないくらい頑張ったんだなと前向きになれた。
  • 先輩ママ友が、そう思っても結局今(の選択)が一番いいんですよ、私はそうやったけど、結局同じなんですよ、という言葉で楽になりました。
  • 安心とは違うのですが、自分の母親に「あなたは良くやっている」と言われた言葉がいつも心にあります。母親に認められた気がして、いくつになっても母親からの言葉は心に残るし、嬉しいなと感じました。落ち込んだ時は「自分はよくやってる」と思うようにしてます。
  • 療育の先生が相談にのってくださり、子どものことも家族のやってきたことも、大丈夫と認めてくださいました。幼稚園の対応に一緒になって怒ってくださったり、一番メンタルが不調なときに寄り添ってくれる方がいて本当に救われました。
  • 子どもとお母さんの笑顔が一番大事なこと、それを指針に選んでいくといい、と知り合いにアドバイスを受け、楽になりました。また、同じような不登校のお子さんの様子やお母さんのお話を聞くこと、つながりができることで、安心し救われました。(いるか)
  • なかなか自分のネガティブな気持ちを吐き出す事ができず溜め込んでしまいがちなのですが、夫や母、主治医などに気持ちを聞いてもらった時は心が軽くなります。
    昨年末は2年ぶりに実家へ帰省できたので、母や妹と積もりに積もった話をしたら、かなり前向きな気持ちになれました。
    またBranchの保護者会で皆さんのいろんなお話を聞いたりする事も効果がありました。(rikato)

運営スタッフより

いかがでしたか?
エピソードに共感する部分もあるでしょうし、ホッとした言葉は読んでくださった方にとっても癒しになるかもしれませんね。

今後も、保護者のみなさんの声をまとめていきます!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次
閉じる