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質問箱まとめ⑧前編【お子さんへの特性の告知について】

2021-12-22

保護者さんへの質問箱シリーズ。
今回は9名の方にご回答いただきました!ご協力ありがとうございます。
(Discordネーム掲載可と回答してくださった方は、敬称略にて記載します)

第8回目の前編では、以下の質問と回答をまとめていきます。

目次

【質問①】子どもの特性を、本人に伝えていますか?伝えた場合どのような経緯で伝えたか、伝えていない場合も理由や背景など教えてください。

  • 診断名は伝えていませんが、自分の特性については機会あるごとに向き合えるようにしています。(匿名希望a)
  • 伝えてます。Branchのコミュニティーで告知の話題になり、軽く聞いてみたら、クラスの子から聞いてて知ってました。「時々イライラして、おこりんぼ病。だから、お薬飲んでる」と表現してました。いまのところ、悲観的に思ってないようです。発達障害のお子さんのテレビを見ると、特性似ている場面を見ると「僕と同じ!」と笑ってました。支援級が発達障害のお子さんばかりなので、子供同士で話をしてるようですね。様子見ながら、必要時、話をしていこうと思います。(サッコ)
  • 伝えている。本人が置いてある本ですぐ気づいた。(たろさん)
  • 伝えています。本人が本を借りてきて、その本を読んで自分も発達障害じゃないかと言ってきたことがきっかけです。一緒にその本を読みながら「もし自分もそう(特性があるなら)名前が知りたい」との言葉が出たので伝えました。(しましま)
  • まだ診断が出てないので伝えられていませんが、病院で自分で様子を伺ったりして、「自分は病気なのか?おかしいのでは?」とすごく落ち込んでいるように見えます。(匿名希望b)
  • 子どもの特性を把握(ADHD等)出来ていないので、伝えてはいません。(匿名希望c)
  • 伝えていない。主治医に相談したら、「本人が、自分はもしかして…と思い始めたタイミングでないと入っていかないでしょう」とのことでした。また、伝えるのはそのタイミングで主治医から伝える、万が一それがきっかけで関係が壊れても主治医なら替えがきくから、と言っていただいた。(匿名希望d)
  • まだ伝えていません。聞かれたら答えようかなと思います。以前、自分はおじさんだから子どもと遊びたくないと言っていた時期があり、周りとは違うと感じているようです。(はらっぱ)
  • 少し前に本人から「僕も発達障害なのかな?」と聞かれるようになりました。きっかけは、息子がよく視聴しているYouTuberがADHDの特徴を挙げて、自分はADHDかもしれないと語っていたことでした。その特徴が自分にも当てはまっていると感じたらしく、それからネットで発達障害について自分で調べるようになりました。息子は不安になり易いタイプなので告知することにはためらいがありましたが、もう自分自身で確信しているように感じたのであまり深刻な感じではなくあっさりめに伝えました。伝えた後は、やっぱりねという表情でしたが特にリアクションもなかったので内心伝えて良かったのかしばらくドキドキしていました。後日、「伝えて良かったのかな?」と聞いてみると「自分がどういう事に気を付けたらいいのかわかるようになったから伝えてもらって良かった」と言われホッとしました。(kao sky sky母)

【質問②】お子さんに特性や障害の告知をする際に、役立った本や言葉、他の保護者の助言などがあれば教えてください。

  • 星山麻木先生の「虹色なこどもたち」を一緒に読んで、自分の特性について気付かせ、向き合えるようにしました。自分だけではなく、家族やお友達も、みんな一緒ではなく、いろいろな感じ方・考え方があることに気付ける機会となりました。(匿名希望a)
  • 私以外の関わる人達が好きなことへの探究力、創造力を褒めてくれて直接言語化して本人に伝えてもらってるので、私もマイナスな言葉はいっさい伝えないようにしてます。発達障害だからと特別視しないように、気をつけてます。Branchのコミュニティーでたくさんご家庭の告知の話が聞けてとても役に立ちます。(サッコ)
  • 子どもから切り出された時にリアルタイムでBranch オンラインコミュニティにヘルプを出しました。告知済みの保護者の方々からアドバイス頂けたことで心強い気持ちになれました。皆さんがお子さんに伝えたリアルな言葉、「発達障害は特別じゃない」「誰にでも得意不得意がある」「ありのままのあなたが好き」等々がとても参考になりました。これより前からオンラインコミュニティで皆さんの経験談を読ませてもらっていたことも大きな財産になっていたと思います。また我が家の場合は以前LDの診断がおりたときに子どもが好きなガンダムに擬えて「あなたはニュータイプだからオールドタイプのやり方は合わないね」と伝えていたことも良い布石になりました。(しましま)
  • 告知をする際ではなかったのですが、特性を伝えた後に息子がどのようなことに困ることがあるのか改めて私も知りたい、そして息子の自己理解に繋がるような本はないかと探したところ、「14歳からの発達障害サバイバルブックー発達障害者&支援者として伝えたいこと」という本を見つけました。著者がASD+少しADHD+不安になり易いという息子と似たタイプの方で、どのような事に困ってしまうかと、その困り事に対する著者なりの対処法がイラスト付きでわかりやすく書かれている本です。「僕もこういう事ある!」「こんな対処法も今度試してみよう!」などと言いながら一緒に読みました。息子の特性について理解を深めるのに役立ちました。(kao sky sky母)

運営スタッフより

質問箱まとめ⑧前編は以上です。

特性や診断名の告知については、コミュニティでも度々話題にあがります。
いろんな方のエピソードを聞いたり、主治医や支援者と相談したりしながら、お子さんに合う方法やタイミングがつかめるといいですね。

今後も、定期的に質問とまとめを行っていきます。
引き続きご協力よろしくお願いいたします。

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