①保健室登校について
保健室登校を経験された方にお聞きしたいです。
・保健室登校のメリット
・保健室登校のデメリット
・保健室登校から教室復帰をした方は、どのようなステップを踏んでそこまで至ったのか
・その他、保健室登校に関するエピソード
などあれば教えていただきたいです。
以下の回答がありました。
メリット:教室とは別の教室で過ごせる
デメリット:生徒がケガ、発熱など出入りがあり落ち着かない コロナがまだ落ち着いてなかったので、結局適応指導教室に移動となり その後また行けなくなりました。
保健室ではないのですが、別室登校しました。
少人数で見てもらえて本人は安心のようでした。学年行事のお知らせが漏れたりしていました。
メリットは、学校に行きたいけどクラスには行けない子にとっては学校に行けているという一応の満足感がある、他の保健室仲間の子と知り合える、特別な対応をしてもらえる可能性がある。
デメリットは保健室の先生と相性が悪いと苦痛の時間になる、不登校の選択に比べて、クラスに行けない自分をたえず意識しまうことになる、保健室の位置や明るさによってはみじめな気持ちになる。
保健室からクラスに復帰した際は、相性のいい保健室の先生が校外行事などに付き添ってくれることで他の子に慣れさせ、学年の切り替わりでクラスに戻りました。
うちの学校は、病気でなければ保健室に長時間いることができず、保健室登校の概念はありませんでした。
不登校前はよく保健室で休んでいましたが、すぐに教室に返されるもしくはお迎え要請がきてしまいました。
保健室登校、保健の先生が娘に合ったようで一度は、保健室登校から教室登校に切り替えられました。
残念ながら、その先生は異動されたので新しい先生になってからは保健室登校はしていません。保健の先生がどんな方なのか保護者が話してから子供に伝えると、すんなり事は運びました。
②お子さんの気持ちの切り替えについて
嫌な事があると立ち直れない、遊ぶのをやめられないなど、気持ちの切り替えが難しいお子さんも多いと思います。
そんなお子さんに対して、
・やって良かった
・気持ちの切り替えができるようになった
サポートがあれば教えていただきたいです。
やって良かったことは、デイや訪問看護など定期的な予定を入れることです。
あと壁にホワイトボードシートを貼ってその予定を時間と一緒に書くことを続けました。
少しずつ習慣が身について予定の時間には遊びをやめることができています。
ただし、送迎など親の負担が増えるので送迎ありのところや訪問など上手く組み合わせて続けるのが良いなと思いました。
嫌なことがあっても、ボソッと言ってくれたりしますし、ある程度一人で過ごせば落ち着くので最近はあまり声はかけずに観察しながら見守ることにしています。
定型発達の人より切り替えに時間はかかることを周りが知っておくことは必要だと思います。 黙って待ちます。
直接的ではありませんが、本人は勝負ごとや煩い場面で自分がイライラしやすいことを自覚していて、そういう場面を避けたがるようになりました(オンラインの集まりや家族でのゲームなども)。
それを尊重することがサポートなのかなと思っています。
次の行動に移れないとき
例えばお風呂に入る
なら「お風呂の後にアイス食べよう!」
これこなしたら、〇〇が出来る、ある というのを提示したら 切り替えできる時があります。
気持ちの切り替え
自分のクールダウンの方法を早めに 自分が知っていると 本人も楽そうです。
うちの場合は、 癇癪後
冷やす、アイス食べる、
YouTube見る (親と)スキンシップしながら または、(親などの相手と)距離を保ちながら
が自分でも落ち着ける方法だと理解しているようです。
今使ってませんが、癇癪に効くアロマをつけたタオルなど用意しておいて 「この匂い嗅ぐと落ち着けるらしいよ!」 と少しマインドコントロール?説明して 心がザワザワした時に嗅ぐこともしてました。
本人にとってもお守りがわりになるかなと。
気持ちの切り替えは下手ですが、立ち直りは早くなってきました。かなり難しいですが、どんな事でもまず認める、話したければ話を聞く、ひたすらこの繰り返しをしています。
お子さんによってタイプが様々なので、これはうちの一例にすぎないと思いますが、こだわりと癇癪がひどかった娘も小5くらいからようやく少しずつ改善し、今は気持ちの切替はだいぶ出来るようになってきました。
大事なことは子どもに「なんでそんなにしつこいの?!」と怒りをぶつけるのではなく、子どもが「なぜこだわりと癇癪の起こるメカニズムになっているか」を親が知ることが出来ると、少し親もラクになるのではないかと思います。
そのために出来ることは、子どもの発達傾向を知り、親の感覚が当たり前ではなく、子どもの中にある当たり前の感覚がどういう物なのかを知ることが出来ると、子どもに「あなたはこう思っていて、こういうのが当たり前なんだと思ってるんだろうけど、みんなそうではなくて、別の考えもあるんだよ」みたいに、人の感情を感覚的な話にするのではなく、理論的に言葉にして説明してあげることで理解が出来るようになってきました。
発達心理学などかなりいろいろな分野について学び親の知識を増やすことで生き方についての視野も広がり、親自身の中に凝り固まっていた「こうあるべき」の考え方を緩められると親も子もラクになるのではないかと思います
③中学生の女の子の不登校について
中学生の女の子の不登校のお子さんをお持ちの方に質問です。
・お子さんが不登校になった原因
・お子さんの性格の特徴
・お子さんの接し方で良かったと思うこと
があれば教えていただきたいです。
小5からなので参考になるかわかりませんが、原因は男子による嫌がらせ、先生が厳しい、女子特有の人間関係など複数あることが時間がたってわかってきました。
中学校からは行く気で本人もいたのですが、やはり学校に対するマイナスイメージが拭いきれず人目も怖く行くことはできていません。
性格は真面目で繊細、自分の言った言葉や相手の言葉が気になりすぎる、飽き性。
接し方で良かったことは、寄り添って話を聞くことや本人の興味関心に合わせること?でしょうか。
中学校入学から卒業まで、不登校でした。真面目で気遣い上手な性格。環境の変化、周囲の人たちの価値観の変化、塾の雰囲気が合わなかったことなど、全部重なって疲れ切ってしまったようでした。
すぐにはできなかったのですが、親の期待を手放す接し方、これが一番効いたと思います。今は元気です。
④お仕事について
お子さんが不登校になる前、お仕事をされていた方は、お子さんが不登校になった後に
・お仕事を続けた
・時間を短くした
・やめた
など、お仕事についてどうされたかを教えていただきたいです。
また、ご自身のお仕事をどうするか悩んだ時に、やって良かったことがあれば、合わせて教えていただきたいです。
ちょうどコロナ禍でリモートワークに切り替え→オンラインで新しいスキルを習得→フリーランスという流れで今もコミュニティに入って学びは続けながら細々と仕事をしています。
新しい学びをすることは私自身楽しかったし、孤独だったのでオンラインで全国に友達ができたのは良かったです。
ただし、不登校の子のサポートと仕事の両立はどういう状態がベストかいまだに悩んでますし、上手くはいっておらずどっちつかずな状態です。
近所に住む実父母の力を借りつつ今のところ継続していますが、色々限界を感じてもいます。
とはいえ夫婦フルタイムでギリギリの収入なので、今後も無理をしつつ続けたいと思っています。
家事や庶務、自分の時間を最低限に絞りつつ、できるだけ子どもに寄り添う時間を作りたいのですが、難しいですね…
就園を機に仕事は辞めていましたが、不登校と付き添い登校で再開は考えられなくなりました。
時間が経つにつれ私が耐えられなくなり、少しずつパートを始めて、今は在宅でできるパートをしていますが、できれば外に出たいです。。
もっと早く仕事を辞めれば良かったと思っています。
仕事は続けています。 辞めた方がいいかと悩むことは今でもありますが、子どもの人生と自分の人生を区別するため、物理的に離れる時間があるのはいいことだと思っています。
また、職場でも、お子さんの不登校を経験している方は意外と多く、相談すると親身になって応援してもらえました。
だから自分も頑張ろうと思えました。
仕事は続けていますが、果たしてこの働き方がよいのかよく悩みます。
側で見守っていたほうがいいのか、時短のほうがいいのか、よく悩みます。
職場の理解は必要かと思います。あとすぐに休めたりする環境、休む時に迷惑をかけないよう仕事はその日のうちに片付ける等。
不登校になって、しばらくは①出社&残業で仕事→②在宅勤務に切り替え→③有給消化しつつ休職→④退職、と5カ月で上記の変化となりました。
今は、娘が元気を取り戻し、通信制中学の通学コースに進学が決まっており、かなり落ち着いた状況です。そこまで落ち着いて思うのは、あの時仕事を辞めて、娘の対応に全振りしてよかった、ということです。
ただ、不登校直後は、そんな風に前向きには全く思えませんでした。仕事は、生活費を稼ぐだけでなく、自分のやりがいや、自分だけの時間の確保など、複数の意味を持っていたので、当初は、娘のせいで仕事を辞めざるおえなくなったと恨みがましく思っていました。あの時は、転職して数年で、自分なりに頑張っている最中でもあったので悔しく、また、子供達の教育費を得られなくなる不安も強くありました。
今なら、不登校ということがきっかけとなり、親として娘に向き合えていなかった面に気づくことが出来ましたし、娘にじっくり向き合うことができ、良好な親子関係を積み上げ直す事が出来たとポジティブに受け止められるのですが、最初からそんな事は全く思えませんでした。
振り返ると、その恨みがましく、不満いっぱいで、人間としてドロドロと嫌な感情を、Branchや自治体の心理士さんに吐き出すことが出来た。思って当たり前の感情として受け止めてもらえたからこそ、そういう、前向きな捉え方が徐々に出来るようになったんだな、と思っています。
不登校になって、しばらくはだましだましで勤務先にもいろいろ協力いただきながら(ちょうどコロナ禍だったので、在宅ワークができたり、教育関係の職場なので連れて行くこともできました。
本人は行きたがらなかったのでなんとか留守番させたりしていました。)仕事はしていました。でも支援センターの医師に相談もしたところ、娘のタイプ的には留守番を長時間させるのはあまり良くないと思うとアドバイスもいただき、専業主婦の選択肢は私にはなかったので、働き方を完全に変えました。
元々の職業を活かしながら、フリーランスの完全オンライン型に切り替えて今は仕事を続けています。コロナ禍以降、完全オンラインで働く方が個人的にもワークライフバランスを考えても良いと思っていたので、むしろ娘に背中を押してもらって希望の形に仕事が出来るようになったのかなと思っています。
外勤の仕事の良さも感じていたので、今は少しだけ外勤の仕事もしながら、オンラインワークもしている状況です。
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