保護者さんへの質問箱シリーズ。
ご回答いただいた方、ご協力ありがとうございます。
第44回目では、以下の質問と回答をまとめていきます。
目次
保護者会、三者面談へは参加されましたか？保護者会、三者面談での大変だったことや、良かったことなどがあれば教えてください
- まさに今日三者面談でした。が、予想通り本人は来てくれませんでした。通常は週2回の情緒支援級に通級のためだけに登校しており、支援級の斜め向かいにある自分のクラスには最初の頃は顔を出していたものの最近は顔を出さずに猛ダッシュで帰ってしまうため、担任ともあまり会話できていないです。不登校歴1年になると私自身だいぶふっきれているつもりでしたが、担任と会話したり他の親子の姿を見たりプリントを見たりして、我が子と他の子との違いに勝手に傷つきました。担任もADHDの特性を理解してくれている方ですが、会話の端々に「ちゃんと学校にきてやるべきことをやれるのが正解」という世界線なんだなと感じてしまい、凹みました。他の方と同じ枠で時間も短く次の方も待っていてしっかり今の息子の状況を話せなかったので、別枠で他の方がいない時間にしてもらえばよかったなと思います。
- 保護者会は、コロナ以降一度も開催されていない。オンライン開催もない。気が楽だけど、もしかしたら知らない間に開催されているのかもしれない。支援級に転籍したので、支援級の保護者さんとは繋がりを持ちたい。支援級の保護者会があればいいのに。
- 昨年は本人抜きで面談しました。（夏休みだから学校へは行かないと本人が言い張ったため）学校へ行ったり行かなかったり、授業に参加したりしなかったりといった感じだったので、先生方が子供にどのように接しているのかを聞きたくて参加しました。子供の困りごとや接する時に気をつけていることなどを先生と共有できたのは良かったと思います。
- (保護者会)もともとそういった集まりが苦手なので、単純に疲れた。
(三者面談)低学年だからかまだないです。 - 保護者会は辛くなるので行っていません。
面談は親と保護者のみで、三者面談は小学生では機会はありませんでした。 - 息子は小３より支援級でしたので、そちらの保護者会には参加していました。
交流級の保護者会は、林間学校や修学旅行など、本人が参加するものについては、参加してました。
大変なのは、時間が重なっていることですかね。
良かったことは、他の僕ら保護者さん（支援級）とお話する機会を持てたことです。 - 保護者会は何度か参加しました。大変なのは子どもが低学年なので誰か家にいないと行けないところです。あとはその時の自分のメンタルですね。コンディションが悪い時は欠席したこともあります。
良かったことは、他のお母さんが我が子の不登校のことを知ってて(お子さんがおうちで話題にしてくれるそう)声をかけてくれてLINE交換などできたことです。まだ実際遊んだりはしていませんが、遊ぼうね〜って皆さん言ってくださるのでありがたいです。転勤族で引っ越して間も無く、友人もいないので私も少しでもお話できるのは貴重な時間です。 - 以前、不登校が始まった頃に保護者会に参加したところ、他の保護者の方が心配して色々と声をかけてくれたり、アドバイスをしてくれたりしたのですが、それがかえってストレスになってしまい、それ以降は保護者会は欠席しています。
- 不登校になる前から保護者会は不参加です。あまり意義のある保護者会に参加したことがないので、そうなりました。これから面談ですが、今後も本人ができそうな学校との関わり方を続けていくことをお話しする予定です。
お子さんに関して、夫婦間で意見の食い違いがあったことはありますか？あったとすれば、どのような内容だったのでしょうか？
- 「出来た時を見逃さずに褒める、出来ていない間は無視する」で対応したいところ、気が短い夫がすぐに注意したり怒ってしまうことがある。ペアトレで学んだこと覚えてる？と思う。
- わたしは早くから特性に気がついていたが、家であまり困らないタイプだったので、夫はわたしが気にしすぎだと思っていた。
小学校に入学し問題がかなり大きく表面化したことにより、夫も受け入れるに至った。 - 時々ありますが、話し合って擦り合わせるので最終的には大きな食い違いは残らないようになっています。指しゃぶりはないですが、爪は噛んで短くなっています。
- 夫は息子が10ヶ月の時に亡くなっていますが、家業の関係で嫁ぎ先でそのまま生活しており、義父母は健在です。
なかなか発達障害について理解してもらうのは時間が掛かかるな、と思っています。 - 不登校になった当初は、夫が学校へ行かないことに対しての不安が強すぎて何としてもでも連れて行こうとしていました。それに対して私は子どもの泣く様子や癇癪をみて限界だと感じていたのでしんどかったです。
特性も不登校になってから気づいたので、例えば好き嫌いがあるとかお風呂が嫌だとかを理解することが夫は難しく、叱ってしまい息子は泣き家の空気が悪くなったりすることも多々ありました。
今は不登校に対しても特性に対しても夫婦で勉強したり共有したり説得したりで理解が進み、あまり食い違いは起きなくなりました。 - ゲームやネットの時間で意見が合わないことが今でもあります。
私は、本人が興味のある事(ゲーム、ネット等)を通して友達ができ、友達との交流からゲーム以外の事にも興味が出ればいいなと考えているのですが、主人は「ゲームやネットに時間を取られ過ぎているから他の事に興味が出ない」「このままでは依存症になって戻れなくなるので、ゲーム等の時間を減らしたい」と考えているようです。
お子さんの指しゃぶりで気になったことはありますか？気になったとしたらどのようなことが気になったのかと、どのように解決したか教えてください。
- 小1くらいまで指しゃぶりしていたので、指しゃぶりする子の絵本を読んだり、絆創膏を貼ったり色々しましたが特に効果はありませんでした。なぜしなくなったかというと、本人が恥ずかしいと感じてやめたからです。
- 歯並びが悪くなった。口呼吸になっているのか、唇も乾燥して剥いたりしてしまう。食べ方にも影響していると思う。やめさせたくて、苦いマニュキアを塗ってみたこともあるが効果なし。「ゆびたこ」という絵本は効果があったが、怖がってしまい、トラウマになりそうだったのでやめた。まだ解決に至っていない。
- なし
- 爪噛みを治したくて苦味のあるマニキュアなどを買いましたが、つけさせてくれませんでした。足の爪まで噛むので不衛生でとても不快です。
- 指しゃぶりはありませんでした。
- 特にありません
- 母親である自分が指しゃぶりしていました。引越しや転園転校ばかりで、今から思うとストレスがあったのだと思います。小学校高学年まで、こっそりやっていました。家族にはバレてましたが、大目に見てくれていました。そのおかげで、外ではしっかりとやれていたと思います。家ではグータラでしたが。自然にしなくなりました。きっかけは覚えていません。ですから、今指しゃぶっているお子さんもいつかはやめるのかなと思います。
お子さんが「周りに合わせられないな」と他の人に言われたり、ご自身(保護者さん)で思ったことはありますか？それはどのような時に思ったのか教えてください。また、その「合わせられない」ことについて、ご自身(保護者さん)はどう思っていますか？
- 習い事の先生から、みんなと一緒にやる練習ができないと連絡が来たり、実際見に行ってもやはり1人だけ違うことをしていることが多々ありました。当時はADHDとは思っていなかったので見ていて恥ずかしいやらイライラするやらで、よく叱ってしまいました。今はそういう特性だから仕方ないと思っていますが、やはり集団や社会生活の中だとできないのが少数派であり、周りに合わせることが美徳とされる日本の文化だと怒られたり周りから言われてしまうことが多く、しんどいなと思います。プレーパークや以前体験したフリースクールなどそういうことを求められない環境にいる時はとてもキラキラしていて楽しそうなので、そういう環境に置いてあげたいと思いますが、なかなか日常的に通える範囲にそういう場がなく、難しいです。
- 友達と一緒に外出する時、「並んでおしゃべりしながら一緒に行く」が難しい。一人でスタスタ先に行ってしまう。お誕生日会などの親族が集まる場で、一人だけ隠れてしまい出てこない。「お前ら早く帰れ」と言い放つ時もある。集合写真に加わることを嫌がる。調子の良い時には楽しく参加できるので、気分のムラも影響していそう。何がネックになっているのか今ひとつわからない。本人が本当に嫌なら仕方がないと諦めの気持ちもあり、無理に参加は促さずに「自分のタイミングでおいでね」など声かけして1人にしておくが、周りを嫌な気持ちしないでほしいとも思ってしまう。
- 幼稚園の先生にはよく言われました。工作やゲームなど本人が楽しく取り組んでいるものについては終わりの時間が守れず、みんなと同じスケジュールで動けません。家にいる時ならば「じゃあキリのいいところまでやろう」と言ってあげられるのですが、学校ではなかなか難しいです。
- 園の参観日などで集団行動は苦手そうだと見て思ったし、園からも言われた。
公共のルール等は基本的に守ってくれるタイプで外で困ることもあまりなかったので、園で合わせられないこと自体は個人的には別にいいのではと思いつつ、合わせられないと園から色々言われるのが嫌だった。 - 基本的に人に合わせるのが苦手なタイプです。友達の話をあまり聞いていない時もあり、会話が噛み合わないことがあるように見えます。自分の興味のある話題を一方的に話したいようですが、相手が自分の興味のない話をすると、話を聞かないようです。親の私も話していてイライラすることがあります。
人に合わせられないと今後人づきあいで苦労するだろうなと思って見ており、本当はソーシャルスキルトレーニングを受けさせたいのですが、本人が課題意識がないとやらせるのは難しいです。 - 就学前は、従兄弟と（でさえ）一緒に遊べないな、という状況でした。（母がついてないと、色々トラブルが起きる）
従兄弟達とは、小２位から子供同士で遊べるようになりましたが、学校の友達で放課後遊ぶという事は無かったと思います。
ちいさい頃は「どうして仲良く遊べないのかなぁ」と思ってました。 - 質問から逸れてしまいますが、息子の場合は合わせすぎることが課題になっています。過剰適応というか…。特に学校は、頑張りすぎて疲れてダウンしてしまい行けなくなったと考えています。
- 特にありません
- きょうだい児の方ですが、人に合わせられないので、私は合わせてあげる側になっていて疲れます。が、そこは定型の子とは違うアプローチで、生活しやすい工夫をしています。
その子の学校やクラスメイトたちも人に合わせられない子ばかりですが、自然な感情を出している、ありのままの彼らを見ていると幸せな気持ちになります。自由に生きよう！って心底思えるのです。社会のルールありき、自分中心に考えてしまうと、彼らは「障害児」ですが、彼らからすると、自分たちは「自然な姿をしている人間」なのだなと感じます。この社会で生きていくのは大変ですけどね。
不登校や行き渋りのあるお子さんについてお聞きします。オンラインゲームはどのように遊んでいますか(時間、遊び方、友だちはいるか、など)。また、オンラインゲームで遊ぶことについて、ご自身(保護者さん)はどのように感じていますか？
- 自分で遊び募集をしている。時間は制限していないが、本人が疲れたりイライラしたら、「やめていい？」と切り上げている。盛り上がっていると2、3時間ぶっ通しでやっている時もある。branchで遊ぶ時もあれば、全く知らないオンラインで知り合った人と遊ぶ時もある。オンラインの方が同じレベルの人と出会いやすく、楽しそうに遊んでいるが、個人情報などを言わないように定期的に声かけしている。本音で言えば、branchのお友達の方が安心できる。オンラインでも、たまにチャット上で暴言が出るようなので、トラブルに発展しないか本当に心配。リアルでもお友達を作ってほしいが、オンラインの方が気楽と思っていそう。外出する機会を奪われている気もする。
- 最近スプラトゥーンをやっています。時間さえ守っていれば問題ないかなと思っています。
- 今のところオンラインゲームはあまりやらないです。
- ゲームは基本的に1人で遊んでいます。ゲームよりもYouTubeを見ていることの方が多いようです。以前はリアルの友達とLINE通話しながらマイクラやスプラトゥーンをやっていましたが、最近はほとんどやっていません。オンラインででも良いので友達とコミュニケーションして欲しいです。
- 実は最近になって、対人や対戦型のゲームは好みでないと言うことが判明しました。
スプラトゥーンもほぼサーモンランしかしないようです。
なので、オンラインゲームにはまっている事は無いです。
オンラインゲームで心配していたのは、パーティーなど組むゲームで、自分が止めたくても、（仲間がいると）止められない事が心配だったのですが、その点はうちの子には当てはまらないのかな、と思います。 - ロブロックスを主にやっています。仲良しのフレンドの子は学校に行っているので早朝や夕方にやっていることが多いです。ブランチのお友達ともたまに遊びますが、その他は基本的に1人か親と一緒にプレイして遊んでいます。何か描いたり作ったりするものが好きでできたものを見せたい気持ちが強いようです。他のマイクラなどのオンラインゲームも基本は1人で黙々と作っていて、遊ぶ時はブランチのお友達や部活などでたま〜にという感じです。
以前ロブロックスのフレンドと少しトラブルになったこともありましたが、まだ親と共有ができるので解決方法を自分なりに考えることも学びになっているかなと前向きに考えています。 - 一日5時間くらいやっています。
以前は一人で遊んでいましたが、最近はBranchの友達と一緒に遊んでいます。
ゲーム以外の遊びもして欲しいなと思いますが、今は家族以外の人と交流出来るならゲームでも良いかなと見守っています。 - やりたいだけやれば良いと思います。疲れたらやめます。飽きたらやめます。親はコントロールしないようにしています。子どもの直感や感覚を信じています。その子に必要な出来事がちゃんと起きているので、安心してやらせています。
コメント