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2021/9/9 保護者会レポート【本の紹介と情報収集について】

今回は、yumikoさん、セリタエリさん、Shinobu Wadaさんから、おすすめの本や普段の情報収集のしかたについてお話して頂きました!

目次

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※Branch外へのシェアはお控えください。

おすすめの書籍まとめ

①Yumikoさんより

『10代から知っておきたい あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』著者:森山至貴(WAVE出版)中学生のわが子と一緒に、どんな言い方をされた時にどんな風に感じるか、場面を想像してみて、親子でコミュニケーションをとるきっかけにしている。

・『転生したらスライムだった件』著者:伏瀬(講談社)
わが子からおすすめされて読みかけの本。

『実力も運のうち 能力主義は正義か?』著者:マイケル サンデル(早川書房)
自分の興味で読んでいる本。まだ最初の方だが面白い。

そのほか…
・最近炎上した動画について親子で話題にしてみたり
・YouTubeの要約チャンネルを見て本を買うかどうか決めたり
しています!

②セリタエリさんより

『暇と退屈の倫理学』著者:國分 功一郎(太田出版)
“暇”と”退屈”の違い、”消費”と”浪費”の違い…。教育とは、「楽しむ能力を訓練する」こと。ホームスクールや不登校で子どもが「退屈」を感じたら、親はどんな気持ちでいたらいいのだろう…と考えるきっかけになった本。

関連する書籍
・『「利他」とは何か』著者:伊藤 亜紗,中島 岳志,若松 英輔,國分 功一郎,磯崎 憲一郎(集英社新書)
・『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』著者:帚木蓬生(朝日選書)
・『<責任>の生成-中動態と当事者研究』著者: 國分功一郎,熊谷晋一郎(新曜社)

『「山奥ニート」やってます。』著者:石井 あらた(光文社)
わが子が幸せに暮らしていくには?という将来像、そのために今必要なこと、できることを捉え直すきかっけになった本。

『心はどこへ消えた?』著者:東畑 開人(文藝春秋)
まだ読みかけだけれど、泣き笑いできる素敵な本。

・『世界は贈与でできている―資本主義の「すきま」を埋める倫理学』著者:近内悠太 (NewsPicksパブリッシング)
「ものを受け取る」というテーマで、こちらの書籍も関連しそうと、参加者からコメントを頂きました。

③Shinobu Wadaさんより

『はじめての哲学的思考』著者; 苫野一徳(ちくまプリマー新書)
「一般化のワナ」「問いのマジック」…易しいことばで語られており、日常生活での気づきがたくさんある。

『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版』著者:マーシャル・B・ローゼンバーグ(日本経済新聞出版)
NVC(Nonviolent Communication)=非暴力コミュニケーション。表面上の出来事や感情にとらわれず、自分の心の底にどんな”ニーズ”があるのか、気づきのきっかけになった本。

『これからの男の子たちへ :「男らしさ」から自由になるためのレッスン』著者:太田 啓子(大月書店)
お子さんの性別に関わりなく、保護者さんに読んでもらいたい本。

情報収集のしかた

Twitter

大部分はここから情報を得ている。
発信をしてみると関連する情報に触れる機会が増える。
なないおさんなど、発達障害関連の情報からBranchにもつながった。

新聞

メリットは、
紙面全体で情報を把握できること、
読んでいるとわが子が挿絵などに興味を示して会話のツールになること。

Facebook

堅めな、専門的な意見や情報がある。
『多様な学びプロジェクト』や、学校の先生方が未来の教育について話す情報をチェックしている。

Branchオンラインコミュニティ

SNSや学校では知りえなかった情報を教えてもらえる。
投稿するとコメントやリアクションが来て共感できることで、傷が癒えたり安心できると感じる。

そのほかのコミュニティ

いもいも(井本 陽久さん主宰)、探究学舎

情報につかれてしまう時は?

  • 自分から見に行けばいい情報は大丈夫。
  • LINEなど次々にきてしまうものは疲れてしまい、自分から抜けることもある。
  • 来てしまう情報は、ミュートしたり、未読を一括で既読にしちゃったりする。
  • 「~すべき」「~せねば」が対立している時は、どちらの気持ちも分かるからこそしんどくなることも。そういう時は見ないようにする。自分にエネルギーがある時だけ、間に入ることもある。

終盤は、お子さんのメディアリテラシーについての話にもなりました。
保護者世代が気づかない部分にもアンテナを張る様子に、「さすがだよね~」という声多数!

感想

  • 今後、漫画を題材にしても面白いかも。
  • 保護者会では、お母さんの仮面を外して”私”として話せる。
  • 子育てとは離れたことを話せる。でも、根っこの部分では繋がっている。
  • 読んでみたい本が見つかったし、例えすべての本は読み切れなくても、読んだ人の話を聞けてなるほどな~と思える発見がある。

などなど…


今後も、保護者さん自身の学び・共感・自己表現といった場を、一緒につくっていきたいなと思います^^
引き続きよろしくお願いいたします!

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