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質問箱まとめ㊸【感覚過敏、夏休み、甘え、付き添い登校、登校刺激など】

保護者さんへの質問箱シリーズ。
ご回答いただいた方、ご協力ありがとうございます。

第43回目では、以下の質問と回答をまとめていきます。

目次

お子さんはプールや海で遊ぶことは好きでしょうか?感覚過敏があって苦手だったり、発達の特性があることによってトラブルや大変だったことがあれば教えてください。また、その時にどのように対処したかも教えてください。

  • プールは元々は好きだったが、今は外に出ないのでやりたくないようです。感覚過敏とは違うかもしれません。
    海は津波が怖いそうです。
  • 感覚過敏がありますが、プールは好きです。水は癒しです。が、学校のプールで子供たちが「わぁ、きゃー」と大声を出したりして興奮するのは苦手です。家でビニールプールに入っています。
  • プールも海も好きです。皮膚が弱い方なのでラッシュガードを着せています。
  • 唯一、水遊び、プールで遊ぶことが、外でできる大好きな遊びです。
  • 海は夏は砂場が熱いので行きませんが熱くない時期は行くことがあります。
  • 砂は足につくので多少嫌みたいですが海に入るのは好きなので行けるみたいです。
  • ・プールは大好きです。顔をつけて潜ったり泳いだりはできないので、浮き輪の中に入ったまま遊ぶことが多いです。
    ・着替えには時間がかかります。なので、人数制限で時間制になっているプールに行く時は、「〇時になったらプールからあがるよ」「〇時までにここを出ないといけないよ」と、事前に何度も念を押します。
    ・まだ遊ぶ~!と癇癪を起こすのを防ぐため、「あと30分であがるよ」「あと15分だよ」「あと1周したらあがるよ」など、こまめに声をかけます。しつこいくらいに^^;
    ・混雑や騒がしさから親の姿を見失いやすいので、手を繋いで、絶対にそばを離れないように言い聞かせます。(迷子になりかけた経験あり)
  • 小さな頃から潜る事が大好きで、プールへ行くと夢中でずっと潜っていました。「落ち着いて。もう少しゆっくり。」と言っても、息継ぎしたらすぐ潜ってしまうので、いつも側で心配しながら見ていた記憶があります。
    慣れてくると「潜りながら親から逃げる」という事に楽しさを覚えてしまい、プールでは人混みの中で常に追いかけっこ。私は見失わないように必死。最後は私が「迷子になるからやめて!」と限界に達して終了というのがお決まりのパターン。私は心配でムキになってしまい、お互い全く楽しめないので、プールは夫にお願いしていました。
    潜るのは好きでも「好きな事ができないから教室は嫌。自由に潜りたい。」との事で、水泳教室は興味無し。

今年の夏休みで楽しみにしていることはありますか?もしくは憂鬱なことはありますか?

  • 普段登園している下の子も休みになるので大変になりそうです。弟と一緒にいる時間が長いほどストレスが溜まるようなので。
  • 【夏休み🟰お出かけ、お泊まりに行く】という前提で話をされること。感覚過敏で外出が限られてしまう我が子。先生方に会った時に、「どこへ行くの?」「どこへ行ってきた?」の質問をされると、『やっぱり出かけられないぼくはみんなと違うんだ』とか、『お出かけしたくてもできないのに、、、何も分かってくれない、、、』と暗い気持ちになる。実際に、夏休みも家で過ごすことになるので、学校へ行ってない我が子はいつもと変わらず、ただつまらないまま。
  • 祖父母の家に行って、近くの海へ遊びに行くことを楽しみにしています。
  • 暑さで癇癪が増えそうなこと。ブランチルームに行くことも拒否されそうなこと。
  • 夏は息子の誕生月なので毎年旅行に行きます。
  • 本人が楽しみにしているのは、おばあちゃんの家に遊びに行くことと、家族旅行(プールあり)です。
    保護者としては、学校とのやり取りをしばらくしないで済むことが嬉しいです(笑)
  • ゲームの大会に出場する事が楽しみなのですが…
    本人としては、目標は高いところにあるが、その為の準備が中々思うように進まない。練習しなくてはいけない事を理解しているけれど、それ以外にやりたい事が沢山あるから後回しにしてしまい、それを指摘されるとイライラストレス、憂鬱に感じているようです。
    親としても、せっかくのチャンスだから悔いのない準備・戦いをして欲しいと言う気持ちを押し付け過ぎず上手く導いてあげたいけれど、つい熱くなり息子のやる気を拗らせてしまう…
    以前は参加できるだけで奇跡。挑戦できただけで凄い事。と思っていたのに、できる事が増えてくると、つい多くを求め過ぎてしまう…
    親子で話し合いを重ね、気持ちを確認しあいながら、少しずつ前へ進んでいる状態です。

お子さんが学校に行かなかったり、行き渋りをすることについて「甘えだ」と周囲の方に言われたことはありますか?あったとしたら、どのように言われたかと、その際にどのように対応したかを教えてください。

  • 行き渋りが始まった小1の時。無理やり学校に置いてきた時、担任の先生に、「お母さんお母さんって言ってますよ。」と言われました。その言い方は、『一年生になったのに、まだお母さんお母さんってね。いつまで言ってるのよ。』と我が子を甘ちゃん扱い。私もどうしたらいいか分からずいたので、「甘えなのか。じゃ、厳しくしなくちゃ。」と思ってしまったのを、後になって反省し後悔しています。約4年経った頃、我が子は発達凸凹で学校に適応するのがしんどくて、私に助けを求めていたことを知る、気づくことがありました。それだけが理由でないにしても、辛かったのは事実です。
  • 意外と誰からも言われなかったです。
  • 甘えだと言われたことあります。
    まだ自分に知識がないとき甘えなのかそうではないのかが、分からずその時は言い返せなかったのと、とても悩みました。
    ただそれらの経験から沢山の本や勉強会、講演会を聞くようになりました。
    それからは甘えだと言われても、甘えとかではないと伝えられるようになりました。
  • 【言われたこと】
    直接「甘えだ」とは言われていませんが、最初の頃は夫がそういう認識を持っていました。「嫌なことがあっても我慢して行くべき」「我慢することも覚えないと生きていけない」「家が快適だから行かないんじゃないの」といった発言は度々ありました。また、実家に帰省した時には、私の実父からも同じようなことを言われました。
    【対応】
    甘えなのではなく、ずっと我慢してきた結果こうなっている(心の不調、死にたいという発言)、むしろ我慢強い子なんだ!と主張しました。子どもの代わりに私が訴え続けなければと必死で、時には泣きながら話すこともありました。つらくて悔しくて。
    ほかには不登校や発達障害に関する本を読んだり、メディアで不登校の情報に触れたりすることで、少しずつ認識が変わってきているように思います(多分)。
  • 学校を休み始めた頃、ママ友から「多少無理してでも行かせた方が良いと本で読んだ」とアドバイスを受けました。我が家としてはあらゆる手を尽くした結果の事だったけれど、それでも「厳しさが足りない」「親が子どもの言いなり」と捉えられていると感じ、すごく悲しかったです。(今となっては、厳しさでは解決しないと学びましたが。)その場は「色々やってきた結果なんだけど…」と苦笑いでやり過ごしました。
    後から思えば、悪気は無く事情がわからないから、自分の知識や考えを伝えてくれたのだと思えるけれど、当時は少し距離をおきました。

過去に付き添い登校中のトラブルはありましたか?どのようなトラブルだったかと、どのように対処したか(周囲の方も含め)教えてください。

  • 「ママと一緒なら行ける、教室に入れる」と言うので、登校するときはいつも付き添い登校です。不安だから私を求めているのに、手を繋いで歩いていたことを、校長先生に「それは家でやってください。他のお子さんもいますから」と言われました。悔しかった、悲しかった、ため息しか出ませんでした。でも、安心すれば我が子は手を放しお友達の所へ走って行けることもありましたので、子供が手を繋いできた時はしっかりぎゅっと繋ぎした。また校長先生に言われたら、我が子な気持ちを代弁しようと決めていました。が、異動されたので、今は気にせずに済んでいます。でも今は登校していませんが。
  • 放課後に登校した際、下校中の1人の男の子が小声でぼそっと『弱そう』と言いました。
    息子が角材で作ったマイクラの剣を手に持っており、それに対して言ったようですが、声が小さかったので、聞こえてないといいなと思いながら、ごまかすために私が色々話しかけた記憶があります。その場では息子は反応しませんでしたが、後日突然思い出し、怒り爆発しました。そこから学校へは放課後でも行けなくなりました。
  • 支援級のクラスメイトが大きな声で話しかけてきた時や、そっとしておいてほしい時に何度もそばに来て声を掛けられると、癇癪を起こします(叫ぶ、自分を叩く)。
    大抵は担任の先生が気づいて、お互いが離れられるようどちらかを誘導してくれるので、私は自傷をブロックしながら(手をおさえる、後ろから抱きしめる等)落ち着くのを待ちます。ひたすら待ちます。
    月に数回、短時間で登校しますが、ほぼ毎回このパターンです。

周りの方からお子さんが登校刺激されたことはありますか?(「なんで学校来ないのと言われた」など)どのようなことがあったかと、その際にどのように対処したか教えてください。

  • (ズレているかもしれませんが)
    「何で毎日来ないの?」「何でママも来るの?」と2年生の頃のお友達から言われました。そりゃそうだよね、みんなと違うんだからねと思って、「匂いや、大きな音やざわざわする雰囲気が苦手で、胸が苦しくなっちゃうんだ。だから休み休み少しずつなんだ。」とか言ったように覚えています。子供は素直で、「そうなんだ、じゃ、小さい声で声かけるね。」と返してくれました。もちろん、「わぁ!やった!今日は来たんだね!」と大きな声で大歓迎してくれる子もいますが。それはそれで嬉しい悲鳴ですね。
  • クラスメイトの男子に「なんで学校来ないの?」と言われて「うるさい!」と言って帰ってきたそうです。前は言い返せなかったので、本人の中である程度開き直れるようになったようです。
  • 幸いなことに、「どうして来ないの」とか「ずるい」といった言葉を掛けてくるお子さんはいません。ただ、1時間目だけ、給食だけなどで顔を出した時には、「もう帰るの?」「次はいつ来るの?」と聞かれることはあります。
    大抵子どもは無言で固まっているので、私が「そうねーいつかなー」「またねー」と適当に流して、やり過ごしています。
  • まだ不登校初期の頃(小学1年生の冬)、学校からのお手紙と一緒にお当番の生徒が一言書いてくれていたのですが、ある日「ズル休みって本当?」と書かれているのを私が見つけ、とてもショックで涙が溢れました。
    学校へ電話して、担任・学年主任・専任・私で面談を行い、先生方からお詫びを受けました。
    担任は全く信用できない先生だったので、他の先生方の前でこちらの状況や気持ちを伝え、生徒達にどう伝えたら良いかを話し合いました。当時の私はまだ混乱状態だったのですが、専任や学年主任が「一見元気に見えても、目には見えない不調もあるという事を丁寧に伝える」と寄り添ってくださった事が、私には有り難かったです。
    あれから5年弱が経ちましたが、今ならもう少し自信を持って「自分に合った環境で、自分なりの学びや経験を積んでいる」と言えるかなと思います。

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